ゲームの楽しみ方は沢山あると思うんですが、旅好きとしては町につくなり観光を始めてしまいます。
戦闘さえなければ、マップでも綺麗な景色を探してウロウロ……。
そんな私が9月に発売されたばかりのシャドウ オブ ザ トゥームレイダー、楽しく遊んでおりますので、ご紹介を!
なお攻略情報、主要なストーリーにかかるネタバレ等はありません。
まずトゥームレイダーについては「動かせる映画」的アクションゲームです。
戦闘に加え、ダンジョン内部のギミック的謎解きが多いのも特徴で、またムービーシーンから流れるように操作を要求されますので、うっかり見ていると死にます。
余談ですが私は初めの頃、ムービー中にコントローラーを暫く触らないでいたせいで接続が切れており、入力したコマンドが認識されずララさんが落下死した悲しい記憶があります。
基本的には、そんな謎解きアクション部分や、様々なトラップを使ったゲリラ戦闘、ハラハラドキドキのストーリー展開が評価されることが多いシリーズです。
けれどトゥームレイダーというゲームはそれだけではなく、自分では行くのが難しい場所……ダンジョンだけではなくって、異国の村や町をララさんが旅してくれるところも魅力だと思っていますので、私からはそんなところをプッシュさせてください!
まず最序盤で訪れるメキシコ、夜のお祭り。
夜景が美しく、また雑多な雰囲気が良かったです。
テーマパークでも夜が好きな私にはたまらない空気感でした。
そうそう、操作説明についても、オシャレに出てきて臨場感を邪魔しません。
まあララさんがちょっと人間離れした動きをするのはいつものことなのですが……これは海岸沿いに洞窟を探しているところ。
平然と断崖絶壁を降りていくララさん、私はといえば景色の美しさに周囲を見渡しまくり。向こう側の崖には、ドクロが浮かんでいますね
前作同様、水中に向かう必要もあり、水の表現も相変わらず綺麗です
そしてペルー
アマゾンですよ! しかも相当奥地。
ぜったい早々行ける場所じゃありません。
諸事情により道無き道を行くララさんは泥だらけですが、絶景です。なお足下は崖
奥に村があるのがお分かりいただけるでしょうか?
「あそこに人が住んでいる」というのを遠くから見る感覚が好きなんです。
旅行先でも、ホテルから少し離れた公園やビーチで、人々が歩いているのを遠くから眺めているのが好きなんですが、夜とか危険もあるから無茶はできません。
でもゲームなら、それが出来る。
アサシンクリードもそうですし、このトゥームレイダーもそうなんですが、村や町の人々がいろいろな話をしているのが聞こえるので、歩いているだけでも雰囲気に浸ることができます。
そして、町からちょっと離れたところで、人が動いているのを眺めることもできる。
ロードオブザリングやホビットのように、昔は野宿という響きに憧れたものですが、テントでさえ大変だということを知った現在、到底、自分にこなせるとは思えません。
身一つの旅は物語で十分、でも、こうしたゲームならその雰囲気を疑似体験することができる。
私が好きになるゲームは、いつもどこか、こういう旅の感覚を与えてくれるものであることが多いです。
ペルーの村。バナナ売ってましたバナナ
序盤を越えると、墓所を探索するアドベンチャー要素が増えてきてしまうと思いますが、もう暫くは旅の空気を楽しもうと思います。
Steamでの評価は「ほぼ好評」で、前作の大絶賛をご存知の方だと購入を躊躇われる方もいらっしゃるかもしれませんが、今のところ私はとっても楽しんでいます!
それと、日本語化について「サポートされていません」の表記が不安でしたが、「お知らせ」にあるとおり、日本語対応しております。
字幕も日本語で設定でき、問題ありませんでした。
ただ、一部、字幕と音声が一致していないことがあります。
そこまで気になるほどではありませんが、ちょっと語調が変わったりするくらい。
あとは、「20年前のこの村はねえ」と仰る方が、どう聞いても10代くらいの声で喋り出すこととか……気にならなくはないけど……
パソコンの購入をご検討の方は、ご参考まで。
アクションの程度ですが、イージーモードでさえ前作で序盤のクマに3回は殺され、今回もピューマに苦戦しまくった私ですが進められていますので、アクション苦手でも大丈夫です……!
どちらかと言えば、どうしても対人、敵の人間を殺すことになりますので、そういうのとか、突如古い骸骨が転がってきてドッキリさせるのがダメだと無理だと思いますが……
公式PVでお気に召しましたら、買いだと思いますよー!
なお、ダウンロード後に動かなくなったときの悪戦苦闘はこちらから……