子供の頃、親に連れて行ってもらった葛西臨海水族園。
エスカレーターで下っていくのが、これから非日常に入るんだぞ! という気持ちにさせてくれ、大好きでした。
しかし大人になると、葛西へ行くのなら近くにあるディズニーにしない? と言われてしまうこともしばしば……
でも久しぶりに水族館へ行きたいんだ! っという思いが募り、行って参りました。
- 葛西臨海水族園といえばマグロの回遊! だったのですが
- 入ってすぐのサメ&エイの水槽でテンション上がる!
- 小振りな水槽は人だかりが出来ているけれど、5分も待てば最前列に。
- 葛西臨海水族園の水槽は、岩や水草も素晴らしいと思う。
- ペンギンは、子供さんより大人の方がはしゃいでいたかな?
- いつか行きたい、モントレーベイ水族館とのコラボ水槽!
- 展示の裏側も、特別なツアーじゃなくても見せてもらえる。
- 人間のゴハンはカレーにしました。
- 最後に「水辺の自然」エリアを。
葛西臨海水族園といえばマグロの回遊! だったのですが
この水族館といえばマグロ水槽ですよね。
今から5年ほど前、マグロの大量死がニュースになりました。
2019年2月時点でのマグロ水槽はというと……
めちゃ雑に他のお客さんの顔を消しておりますが、大分数が戻ってきています。
子供の頃の思い出では、数匹のマグロが逆周りしていると驚いた記憶がありますから、多分この上の写真のところ、もっとぐるぐる泳いでいたと思います。
でも、少しずつ戻って行くといいな。
入ってすぐのサメ&エイの水槽でテンション上がる!
いや~好きなんですよマンタ。たまりませんね。
入ってすぐにあったなんて覚えていませんでした。
これはテンションあがる。
相当ぱしゃぱしゃ写真を撮っていましたが、被写体が(当然)動き回るのと、iPhone6s で撮っていたので、解像度はご容赦を。
余談ですがXSにいつ変えようか迷っています。
小振りな水槽は人だかりが出来ているけれど、5分も待てば最前列に。
やっぱり、鮮やかな水槽や大型の魚がいる水槽は、混雑しますね。
タツノオトシゴとかインスタ映えするのでしょうか、沢山の人が写真を撮っていました。
しかし大混雑というほどでもなく、少し待っていれば前の方と交代が可能だったので、苦痛に感じることはありませんでした。
家族連れが多く、子供さんが楽しそうに親御さんに魚を指差して見せているとこちらまで嬉しくなっちゃいます。いい思い出になりますよね。
子供さんと奥さんを、後ろの魚と一緒に写真に納めようとする旦那さん、多かったのですが、いかんせん動物も子供も思う通りにはならないものだから……、とても大変そうでした。
でも、ブレちゃった写真でも、子供さんだけそっぽ向いちゃった写真でも、思い出……いや、やっぱりちゃんと撮りたいかな?
葛西臨海水族園の水槽は、岩や水草も素晴らしいと思う。
最近はやりの水族館のように、ライトアップされたクラゲとか、派手に作られたアクリル水槽があるわけではないけれど、ここはとても丁寧に動植物が育てられている水族館だと感じます。
魚を飼ったのはアカヒレくらいだけれど、ナナやアナカリスという育てやすいと言われている動植物でさえ、それなりの手間が必要でした。
海草は更に大変だと言われており、すごくさりげなく展示してあるけれど、地道な努力が求められるはず。
やっぱり、水槽の底が砂だけだと無味乾燥に感じますし、魚たちだって元の環境に近い植物があったほうがいいと思う。
しゃがんで下から見上げると、小さな水槽でも水中気分で楽しい。
ペンギンは、子供さんより大人の方がはしゃいでいたかな?
もうなんといっても可愛いですペンギン。
この日は曇空だったのですが、外に出たあたりで陽が射して、プールの色が綺麗でした。
やー本当に可愛い。
しかし子供さんの中には、「へんな匂いする!」と近付かない子も。
お母さんは「でも可愛いでしょ~」と誘うのですが、行かない子、いました。
図鑑で見るのとは違うリアルですよね。
ここは水槽を横から眺めることもできるので、
スイスイ横切ってくれたりします。
ご飯どきとか凄いのでしょうね。私は時間が合わなかったのですが。
いつか行きたい、モントレーベイ水族館とのコラボ水槽!
モントレーベイ水族館……いつか行きたい水族館の1つ。
Subnauticaの完成お披露目実況も、モントレーベイ水族館のケルプ水槽前でした。
あ―――行きたいです! 気持ちだけモントレーに想いを馳せました。
展示の裏側も、特別なツアーじゃなくても見せてもらえる。
後半の展示では東京湾を再現した水槽がいくつかあるのですが、
2階部分に上がることができ、そこでバックヤードを見せてもらうことができます。
普通はツアーとかに申し込まないと見せてもらえない部分だと思いますので、興味がある方にはぜひお勧め。
小さく説明がついていたり、稚魚を展示してくれていたりして、知らなかったことが沢山!
人間のゴハンはカレーにしました。
おすすめされていたマグロカツカレーです。
おすすめって書いてあると皆、じゃあそれにするか…みたいな気持ちになるのか、並んでいて結構聞きましたね、注文。
私はいつもカレーを甘口しか食べないので、ちょっとだけ辛みがあるなと感じましたが、恐らく中辛とか食べていれば「全く辛くない」と断言するレベルだと思います。
子供さんでも全然大丈夫。
マグロカツは、ざっくり言えば、のり弁当の上に乗っている魚のフライ、あんな感じ。
美味しかったですよ!
最後に「水辺の自然」エリアを。
水族館を出て、帰り道……ちょっと寄り道になるのですが、川を横から眺められる分館があります。
ここ、離れているからか空いているのですが、海よりもさらに身近な景色を別の切り口で見ている感じがとても好きです。
水族館自体が長く続いているため、水槽によっては正直、傷が目立つところもありますし、決してモダンな水族館ではありません。イルカもいないしショーもない。
でも、新しい水族館を見慣れた今もなお、とても素晴らしい展示を行っている水族館だと思います。
基本に忠実に、真面目に誠実に、海の生き物を見せてくれている、そんな水族館です。
久しぶりに水族館、いかがでしょうか。
入場料もわずか700円なんです、都営だから。
リラックスできますよー。