冬休み、何のゲームで遊ぼうか、今から楽しみな方も多いと思います!
私もです!
新作のゲームは沢山ありますが、もしその中で惹かれるものがない場合には……、過去の名作を遊んでみるのも1つの選択ではないでしょうか?
Steamにおいて、発売から約1年が経過した【大神 絶景版】、お値段2,990円。
和風というより完全に「和のゲーム」であること、墨絵風に描かれた風景の美しさ、のびやかな音楽、攻撃方法の斬新さなどで話題になったため、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
このゲーム、PVも勿論見ごたえがあるのですが、動画では伝わりにくいところに魅力がたっぷり詰まっています。
それは主人公の狼の爽快な走り方だったり、ほにゃほにゃ喋る人物たちの台詞回しだったりするのですが……
なにより、全体に流れる、日本人なら知っている様々な物語を用いているところも、大きな魅力ではないでしょうか。
マップやステージはどこか懐かしい印象を受けますし、
敵も昔話から出てきたような相手が多いです。
プレイヤーへのシステム説明が丁寧なためか、最序盤は少々モタつきを感じますが、中盤からの怒涛の展開に惹き込まれると、序盤に示されていた以上に深い物語であることに気付かされます。
コミカルに描かれつつも、各キャラクターが辿っていく道はそれぞれの事情に応じて「それしかない結末を、それでも受け入れて進む」ということを強烈に示しています。
序盤に示される「ヤマタノオロチ」が明らかに「ボス」みたいな扱いなのですが、このゲームはむしろ、オロチを倒すまでが長いチュートリアルみたいなもので、ボリューム的にも「もうちょっとだけ旅は続くんじゃ」の後のほうが断然長いんです。
マップもぐーんと広がるし、できることもどんどん増えていきます。
そして、このゲームの最大の特徴が「筆しらべ」だと思うのですが、
こんな感じで、画面に絵を描くことで効果を発揮します。これが、筆で描かれたような世界にすごくマッチ。
風を吹かせたり水を動かしたり、朝にしたり夜にしたり。
割とやりたい放題です。
勿論、物語の結末は素晴らしいもので、特に最終戦に至るまでの仲間たちの掛け合いは忘れられないものになりますが、序盤を走りまわるだけでも、「こういうゲームがあるんだ!」という楽しさに気付かせてくれると思います。
アクションゲームではあるのですが、あの……本当にアクションが下手な私でもクリアできましたので……攻略なんかも、もう何年も経ったゲームですから、出ておりますので……
システムに慣れればなんとかなると! 思います!
ぜひ! ぜひ!
3,000円分、「ちょっとこの冬は飲み会が1回多かったかな?」みたいな感覚で、遊んでみていただけたら嬉しいです!