ツイッターをやっていると、突然、「○○の家族です。先日、当アカウントの△△が急死しました。長らくのお付き合いありがとうございました」みたいな文面が流れてくることがありますね。
私自身、もし明日急に何かあったら……家族はとても困るだろう、というか私も困るぞ! と思ったので、遺言状の書き方など調べました。
で、たいへん面倒であるということだけは理解しました。
で、そもそも私にそんな財産無いんですよ。
これで子供でもいたら(特にその子供が結婚していたら)、いくら法定通りと書いててもモメるのかもしれませんが……、私の年でそこまで考える人なんていないと思います。
たぶん親がなんとかしてくれるでしょう。
悲しみを残した挙句に多大なる迷惑までかけてしまうことになるけれど。
私は自分が急死したら家族に何をして欲しいか?
恐らく私の家族は、私の財産でモメることはないでしょう。
どうして欲しいのか知らせておけば、その通りにしてくれると思います。
幸いなことに、そこは信じられる家族です。
しかし、私が何をどうして欲しいのか、現状、家族は全く知りません。
これは問題だと思いました。
特に親は、インターネット関係に弱いです。
そこで、少なくとも親に理解できる形で、何をどうして欲しいのか残しておくべきだなと思いましたので、頭の中を整理するためにも書いておこうと思います。
インターネット上の交友関係に、自分の死去を伝えて欲しい
まずはコレです。
正直、現在のブログなら、放置でもいいと思っています。
問題はSNSでしょう。
少なくともTwitter、Pixivについては、死去を伝えて貰いたい。
そのアカウント、ログイン方法、伝える文面を簡単に書いておきたい。
そして私、パソコンにはログインにパスワードをかけています。
そのためパソコン自体にログインするパスワードも、文書にしておかなくてはいけない。
なお、見ないでほしいフォルダもあるので……、デスクトップにでも何かフォルダを作っておくべきですね。
トップに「私が死んだらフォルダ」なんてあるのも嫌なので、名前は「いざというときフォルダ」か何かにして。
そこにTwitterとPixivのパスワードとログイン方法、ハンドルネームは入れておかなくては。
携帯では、まあLINEですよね。
ラインの中の、どのグループには少なくとも伝えて欲しいのか、メモしておかないと。
ゲームなどの継続課金要素の解約
現在はありませんが、オンラインゲームしていた頃は月額課金があったので……、これを解約して貰わなくてはいけない。
しかしこれが難しい気がしてなりません。
リアル友人の名前でも付記して、解約に関して力を貸してもらってくれと書くべきか。
モノによっては英語ですからね……ちょっと、親には厳しい気がします。
特に、ゲームしない親なので余計に……。
ここは友人に、お互いさまということで力添えを頼みたいところです。
多くはないが、財産と呼べるかもしれないものの説明をすべき
口座の数と、通帳とハンコの場所は当然いりますよね……。
あと、株を少し持っているので、そのパスワードと口座、あっアメリカ株のもだ。
そしてジュエリー。
相続税がかかるレベルの物など持ち合わせておりませんが、二束三文で手放して貰っては困ります。
少なくともジュエリーは年々、購入した価格で買うことは難しくなっていますから。
一方で、売るときには買った時の10分の1なんてよくある話。
「売れるほどの価値はない」
「しかし、同じ金額で今後購入することは難しいと思う」
と明記した上で、……やはりいくらで購入したのか、ハッキリしたメモを残すべきでしょうね。
できたら使ってくれと添えておこう。
一番困るのは遺影写真かな……
自分の写真って、私、あまり撮らないんです。
1人で旅行することも相まって、景色の写真ばっかり。
遺影が困るなって、たぶん家族はそれが最初に困ることかなと思いました。
あんな顔がアップ、背景は控えめ、しかもそれなりの服を着ている自分の写真だなんて、すぐに探せます……?
私にはまず無理です。ということは家族にはもっと無理に違いない。
うーーーーん、年に一度は友人に写真撮っておいて貰うか……!
日本では、不幸なことは口に出すと不吉、という感覚があって、こうしたことを話すのが難しいです。
でも本当は、税金のこととかと同じく、高校くらいで習っておきたいことですよね。
遺言状とか、書くの難しそうだし、年をとってから初めて書き始めるのは大変そうです。
若いときに何度か書き直しておけば、少なくとも年をとってからも、「やったことはある」だけで大分取っ付きやすさが違うのではないかと思います。
年の暮れまでに一度まとめてみようかな、と考えた記事でした。