クリアまでいかなくったってゲームしていいじゃないか!
こんばんは、ゲーマーよりみちカラスです。
ゲームを勧めるたび「クリアできるほど時間がない」と友人からよく言われるのですが、いやいや、楽しむことがゲームの意味なんだから、たとえば土曜に思いついて買って、その日1日(というか数時間でも)楽しめれば、それでもうよくない?
それで土日いっぱい遊べたら、もう完全に元は取れてない?
ゲームって遊びだから!
仕事じゃないし、どうして「最後まで遊べないのに買うなんて…」みたいな罪悪感まで抱いているんだろう?
と思ったので、別に最初の街で楽しめたなら、もっと言えばキャラクリだけでも楽しめたなら、それだけで買った意味はあるのでは?
もっと気楽にゲームしよ!
ということを伝えたくて書きます。
MODは導入したけどスクショの撮り方が分からなかったあの頃 (懐かしい)
前も知人が、「エクセルの本買ったけど、始めのほう知ってることばっかり書いてあったから読むのやめたわ」とか言い出して、結局知りたいことは分かったの? て聞いたら、「いや、そこまで読めてない」とか言ったんですよ。
そこだけ読めばいいのでは???
なんというか、真面目さなのか、「きちんと読みなさい」という国語教育のたまものなのか、「必ず最初から通して読もうとする」んです。その読み方が必要とされるの、せいぜいミステリくらいじゃない?
なぜかゲームも同じなんですね。
「買ったら最後までやらなきゃ」みたいな、一種脅迫観念みたいなのを持ってる友人、けっこういるんです。
いやゲームってそんな真面目に取り組むべきもの?
もちろん、おすすめしたゲームであれば、最後まで遊んでもらいたい、という気持ちは、私にもあります。
ICOとか、できれば You were there を聞くまですすめてほしいじゃないか。
スイカは割らなくていいけどさ。
でも、それでもですよ、あの始まったときのぼんやりとした不安と、古くて人のいない、でもどこかから誰かが出てきそうな城の中を歩く不思議な感覚、それを味わってもらえたら、それだけで貸した方はわりと満足するもんです。
最後までやらなきゃ貸した意味がない! なんて言いませんよ。
そもそも、FPSやらパズルゲーやらRPGやら、向き不向きや好みは絶対にあるんだから。
まして自分で買ったゲームなら、好きに遊べばいいと思う。
合わなければ止めればいい、それだけのことだと思う。
いや、もちろん、「高いから買わない」とかそういう理由ならそれ以上おすすめしないんです。
ゲーマーとしては「カラオケや飲み会にいくら払ってる?」とかツッコミたくもなりますが、友人の金銭感覚的に払いたくない額なら仕方ない。
でも話をしていると、「興味はあるんだけどクリアできなそうで…」とか、「私はやりこむのが苦手だから」とか、本当に金額の問題じゃなさそうな友人が多いんですよ。
そりゃ私だってクリアを目指すことは目指すけど、トゥームレイダーは最初の、あの1人どうしようもない不安の中で洞窟の下で火を焚いてうずくまってるララちゃんがたまらなく好きだし、動物を狩ってキャンプに戻る雰囲気がイイと思うし、友達がそこだけやって同意してくれるならいっそ購入してプレゼントする。
スクショが(以下同文)でスマホ直撮りした過去の図
サブノーティカだって、途中から怖いって言う方は多いし実際怖いし、ジェリーシュルームでビーコンをケチったために迷って餓死したことはあるし、キャノンで吹っ飛ばせることを知らずにあのイカとカマキリもどきに何度も殺されたし、「癒しを求めて買うから私は浅瀬から出ないぞ」という遊び方だっていいと思うんです。
たまにテレパシーが届くかもしれないけども。
とにかく、「クリアしないと『いけない』」みたいな、そこを気にするが故に買わない、遊ばないのであれば、本当にそれが理由ならもったいないんじゃないかなあ、と思ったので、友人には「最初の1時間が楽しければそれでいいじゃないか!」と背中を猛プッシュしてきました。
だってサブノーティカ、今 steam みてきたら2,570円でしたよ。
大神は絶景版でさえ2,990円です。
この筆で描いたような絵とほにゃほにゃ喋るの、最高ですよ
モンハンだと5,990円ですから、さすがに1時間じゃ勿体無いかなと思うけど、それでもこの程度の価格なんです。
昔PSが出た頃、ソフトって1万近かったじゃないですか。
今は気になったなら買ってみて、ちょっと遊んでみて、合わなければやめる、それが出来ない価格ではないと思います。
だからみんな、もっと気軽にPCゲームしよう…!!