よりみちカラスの雑記帳

ゲーム(海が出てくると嬉しい)レビュー中心

敬老の日として祖母とお寿司を食べてきたので、会話と誘い方のご参考になれば。

ちょっと時期はずれちゃいましたけど、敬老の日のプレゼント代わりに、祖母とランチに行ってきました。

 

f:id:YorimitiKarasu:20180924111124j:plain

お寿司。アワビは硬くて食べられないそうなので私だけ。

 

祖父は既に亡くなっており、本人も腰の痛みから日頃あまり外出しないようなので、買って来た方がゆっくり食べてもらえるかなあ、とか、そもそも例年はモノを(セーターやマフラー、ストールなど)贈っていたしなあ……と悩んだのですが、本人に尋ねたところ、「好物のためならば外出したい」とまあ、要約すればそんな感じの回答が返ってきました。

 

彼女は昔から、「あなたが大変だと思うからいいよ」とか、「どうしても腰が痛くてじっとしていられないからねえ、外はねえ」とか、二重三重に予防線を張るタイプ。

しかし「行きたい? 行きたくない?」などと問い詰めれば、萎縮して黙ってしまう。

「どっちがいいか、正直に教えてくれていいんだよ。やりたいようにしてあげたいから」でもダメなんです。

「早く回答しろ」と、追い詰められているように感じるみたいなんですね。

 

いま文字を打っていて気付きましたが、確かにかなり高圧的な言葉に受け取れますね……

ううん、言葉って難しいな。

ずっと家にこもりっきりというのが、体に良くないことは分かりきってます。

外の空気を吸うというか、女性ですから、やっぱり「化粧して、ちょっといい服を着て」というのが、明らかに本人の表情を明るくするんですよ。

しかしとにかく、「何がしたい」ということを、ズバッと言ってくれないひとなんです。

 

私個人は、友人と出掛けるときは、「明日暇~?」というのが個人的に苦手な聞かれ方で、「暇ではないがあなたを優先してもいい、でも用件によってはパス」というのが私の気持ちです。

だから逆に、こちらから誘うときには、「明日○○したいんだけど、よかったらご一緒しない?」と尋ねるように心がけています。

でもこれも個人の好みだと思うから、一度友人にどうしたら反応しやすいか(というか、断りたいときに断りやすいか)、聞いてみなければ……。

 

ともかく、祖母にとっては、

●足が辛くて歩けない。5分が限界
腰が痛いから、席でずっとモゾモゾしてしまう。
 それを近くの他人に気取られるのがイヤ。
 動きにくい席は辛い(つまり椅子がダメでソファーがいい)。
●トイレが近いから、家を出る前と、食事のあと帰る前に必ずトイレによってほしい。
 最近のトイレはどこのボタンで水を流すのか分からなくて怖い
 できたら近くにいてほしい(流せなかったら呼びたい)。

 

このへんが、引っかかるポイントだということを聞き出しました。

 

ですので、まず店を予約し、ソファ席がいいことを申し出、タクシーを呼び、店まで行き、食事をして、トイレに寄って、タクシーで帰る。

 

 この流れを、事前に3回くらい説明しました(どうするんだっけと何度も聞き返された)。

 

 その上でタクシーをお願いし、お寿司屋さんへ。

 私個人は魚より肉派で、しかも赤身がいまいち美味しいと思えない悲しい舌なので、祖母に任せよう……と思ったのが失敗で、「メニューが読めない」と言い出す。

 いえ、読めるんだと思います。

 「分からない」「どうしようねえ」「あなたの好みでいいよ」……

 これ、多分、「幾らのものを頼んでも許されるのか知りたい」という、彼女なりの遠慮なんでしょう。

 正直なところ「好みでいいって言ってるんだから決めてくれー」ですが、日本人特有の「察してくれ」というやつと判断し、サクッとこちらで赤身中心に頼んじゃいました。

 あと私が、炙りのほうが食べ易いのでそれも。

 気に入ったみたいだったので、炙りはそのあとも追加しました。

 

f:id:YorimitiKarasu:20180924111638j:plain

 

 新鮮なお寿司屋さん行っているのに炙るとは~~~って最初思っていたんですが、会社の上司(寿司好き)も炙りを頼むことがあるので、いいんだーと思うことにしています……。

 美味しく食べられるのが一番

 

 あと、お寿司のネタがとっても大きかったので、祖母は「綺麗に食べられない」と言いました。

 いいんだよぐちゃぐちゃでも。

 むしろ私が寿司の食べ方なんて知らないよ。

 と言うとまた傷つけることになると思うので、「大きいからネタを分けるのも剥ぐのも仕方ないよ! 大きいから!」とお店のネタの大きさのせいにしました

 大きいのがウリだろうに、責任転嫁して申し訳ない。

 

 ちなみに食べているときの会話は、年配の方の定番、「最近飲んでいる薬について」「医者について」「身体の辛さについて」でした。

 そうなるだろうと思っていたので、事前に「年のせいだからある程度は仕方ない」を封印し、ひたすら傾聴に徹しました。

 本人が一番気にしていたトイレも、幸い空いていたこともあり、個室の前まで一緒にいきました。

 で、「この窓みたいなところに手をかざせば水が流れるよ。分からなかったら、流してなくても扉を開けて呼んでくれていいから」と言って待つことで対応しました。

 なおちゃんと使えていましたよ。

 本当に使えないわけではなく、「使えなかったらどうしよう」という不安で使えない、ということのようです。

 

 タクシー代金が片道1,500円程度、お寿司が2人で6,000円くらい、締めて1万いかなかったと思います。

 服をプレゼントすればそのくらいはかかってしまう額ですし、年中連れて行ってあげられるわけでもないので、ぜんぜん許容範囲でした。

 

 でも、例年以上に喜んでもらえたと思います。

 タクシーの中でも、「今、駅前はこんなふうになっているんだね」とか、楽しめていたようでしたので。

 

 私と同じように、祖父母に食事をプレゼントする計画がある方のご参考になりましたら幸いです。